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外は、小雨が降っている・・・ そうだった・・・中国語サークル旗揚げ第一戦! 文化祭への出店準備の日も小雨が降っていた・・・ 雨のぱらつく中、執行部から借りたテントの道具を グランドの端にある倉庫から 何回も往復して運び出さなければならなかった・・・ きつかったけどね・・・僕は大学に行ってなかったから、 文化祭とかサークルってものに、憧れてたんだ。 だから、そこまで苦には感じなっかったよ・・・ 皆で協力して、テント設営はなんとか終了した。 問題は、水餃子の仕込みだ・・・ 台所があるわけじゃないしね、具材があってもどうしようもない。 実は、仕方ないので、前にブログで紹介した交換留学生に頼んで、 荷物管理と台所を貸してもらえるように、 事前にお願いをしていたんだ・・・ 助かるのは、台所が使えることだけじゃないよ! 交換留学とは、中国の大学で実施された、 留学希望者テストを受けて、その成績上位4名が交換留学生として、 ただで日本に留学することが出来る制度! その難関を、突破した優等生なのだ! よって、日本語の力は、他の留学生とは比べ物にならない・・・ つまり、通訳も担ってくれるのだ! これが非常に心強い・・・気心も知れてるしね(笑) 水餃子の主任が、いつの間にか決まっていた・・・ 話に聞くと、その主任の女の子、実家が水餃子屋を経営してるらしい。 中国では、いつも大量に作ってるからお手の物だという・・・ 卵だけでも50個ぐらい割らなければならないらしい、 お手並みを拝見しようか・・・ その、水餃子屋の娘!卵を割る時に両手に卵を持っている、 そして、卵と卵をぶつけあって卵を割っている・・・なぜかな? 理由を聞いてみた・・・ 卵を、割る時の注意点は世界共通である。 そう、卵の殻が混入しないようにすること・・・ そういうことらしい・・・つまり、卵と卵をぶつけあうと、 殻が入ってしまう前に、必ずどっちかの殻にひびが入ってくれる・・・ だから、殻が混入してしまう状況になる前に割れてくれるという仕組みらしい・・・ 試しに割らしてもらった。 (本当だ!これは素晴らしい・・・割れ方も、卵の楕円の型通りに割れている、さすが中国の歴史は違うね!) 後は、ニラ、にんにく、ミンチ肉、タケノコ等、豊富な具材を刻んで混ぜ込む。 当然と言っていいかどうか解らないが、 見たことない中国の調味料も投入されていく・・・ 皮も、もちろん手作りだ!器用に煉り込んでいる。 とりあいず、明日からの二日間が本番だ! 出来るだけ餃子を仕込んで、明日に備えようってことで頑張ることにした! 包むのはホントに難しい・・・何回やっても駄目だしされるので、 僕は収納専門になることにした・・・いや・・・させられた・・・ パレットに詰めて入れていく・・・とても順調だ! みんな、必死に頑張って、300個ぐらい作った・・・ 今日はこれぐらいにして、お開きにしよう・・・ ためしに何個か試食してみうようかってことになった・・・当然だけどね。 さあ、試食だ!・・・ あれ・・・やばいな・・・様子が変だ・・・餃子と餃子がくっついてしまっている・・・ バラバラ、にしようと頑張ってみても皮が破れてしまい、事態は余計に悪化していく・・・ (やばいな・・・僕のせいなのかな?) 勇気を振り絞って聞いてみた・・・ 理由は、冷凍庫にすぐ入れなかったせいらしい。 (よかった・・・僕のせいではないらしい・・・ん!まてよ・・・) 冷凍庫なんかあるわけないよ・・・この大量の仕込みはすべて、無駄骨ってわけか・・・ そして、明日はどうすればいいのか・・・仕方ないので、当日作ることにした! そうと決まれば、もう開き直って前夜祭に変更だ! 水餃子パーティーが始まった・・・さっき、くっついてた餃子達は、 餃子屋の娘の手により、ぐちゃぐちゃにされてしまった。 もったいない何もつぶさなくてもいいのに・・・ 実は、それは僕の早とちりだった。 混ぜたものを、フライパンで焼くとチジミみたいになるんだって・・・ 中国風お好み焼きとでもいうのかな? 美味しかったよ・・・ベタだけど、皆で食べるから、よけいに美味しく感じた・・・ これでもかって言うくらい食べた・・・ 大満足だ・・・って満足するわけにはいかない・・・ なぜなら、文化祭を成功させて満足しないと駄目なんだから・・・ 明日への、期待と不安を抱えながら時計の針に目をやった・・・ 時計はすでに、深夜零時を回り、文化祭当日を迎えていた。 こんな、準備で、明日は・・・いや今日は大丈夫なのだろうか・・・ 外の雨を、窓越しに眺めながら、 あの日の夜のことを、思い出していた・・・
by eijimizugai
| 2008-10-11 03:49
| エッセイ
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